太平洋戦争に登場した著名人を追う

 太平洋戦争に関わった人間は数多くいる。東條英機、山本五十六などは代表的であろう。
 当時の人を回顧することにより、過去の戦争として忘れがちである先の大戦を、忘却の先に追いやらずに記憶に留めておきたい。


 A級戦犯
 極東国際軍事裁判「東京裁判」で被告となった中に、連合国による事後法で裁かれた被告をA級戦犯と呼んだ。 彼らの概略を紹介する。

荒木貞夫
帝国陸軍軍人、第一次近衛内閣・平沼内閣の文部大臣、男爵。最終階級は陸軍大将。皇道派の重鎮。東京裁判では終身刑、その後仮出所。

板垣征四郎
帝国陸軍軍人,最終階級は陸軍大将。関東軍参謀長、陸軍大臣などを務め関東軍高級参謀として石原莞爾とともに満州事変を決行した。東京裁判では死刑判決。

梅津美治郎
帝国陸軍大将。通称「無言の将軍」。東京裁判では死刑判決、獄死。

大川周明
日本の思想家。 その思想は、近代日本の西洋化に対決し、精神面では日本主義、内政面では社会主義もしくは統制経済、外交面ではアジア主義を唱道した。東京裁判では精神異常とされ裁判から外された。

大島浩
帝国陸軍軍人、最終階級は陸軍中将。第二次世界大戦前から戦中にかけて駐ドイツ特命全権大使を務め、日独伊三国同盟締結の立役者としても知られる。東京裁判では終身刑、その後出所。

岡敬純
帝国海軍軍人、海軍中将。ハル・ノートを受け取った際には、あまりのショックから「これではいよいよ開戦のほかはない。今日までの苦心も、ついに水の泡である」と涙を流したとも伝えられている。東京裁判では終身刑、その後出所。

賀屋興宣
大蔵官僚、政治家。東京裁判では終身刑、出所後政界復帰。

木戸幸一
政治家、最後の内大臣。東京裁判では終身刑、その後出所。

木村兵太郎
帝国陸軍軍人、陸軍大将。東京裁判では死刑判決。

小磯國昭
帝国陸軍軍人、政治家。東京裁判では終身刑。

佐藤賢了
帝国陸軍軍人、陸軍中将。東京裁判では終身刑。

重光葵
日本の外交官、政治家。東京裁判では禁固7年。

嶋田繁太郎
帝国海軍軍人、最終階級は海軍大将。東京裁判では終身刑。

白鳥敏夫
外交官、政治家。東京裁判では終身刑。

鈴木貞一
帝国陸軍軍人、陸軍中将。東京裁判では終身刑、その後出所。

東郷茂徳
外交官、政治家。東京裁判では禁固20年。

東條英機
帝国陸軍軍人、陸軍大将。東京裁判では死刑判決。

土肥原賢二
帝国陸軍軍人、陸軍大将。東京裁判では死刑判決。

永野修身
帝国海軍の軍人、最終階級は元帥海軍大将。東京裁判中に病死。

橋本欣五郎
帝国陸軍軍人、政治家。東京裁判では終身刑、その後出所。

畑俊六
帝国陸軍軍人。東京裁判では終身刑、その後出所。

平沼騏一郎
司法官僚、政治家。東京裁判では終身刑、その後出所。

広田弘毅
外交官、政治家。東京裁判では死刑判決。

星野直樹
大蔵官僚、政治家。東京裁判では終身刑、その後出所。

松井石根
帝国陸軍軍人、陸軍大将。東京裁判では死刑判決。

松岡洋右
外交官、政治家。東京裁判中に病死。

南次郎
帝国陸軍軍人、陸軍大将。東京裁判では終身刑、その後出所。

武藤章
帝国陸軍軍人、陸軍中将。東京裁判では死刑判決。

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